第六十四候 12/22〜12/26
乃東生 なつかれくさしょうず
靫草が芽を出す時期
初瀬川足早に去る冬の寺
法起院の次にお参りしたのは長谷寺
創建は奈良時代、8世紀前半と推定される
ご本尊は十一面観世音菩薩
国宝に指定されている本堂は、小初瀬山の中腹にぐいと張り出した懸造り(舞台造り)
登廊も趣があって、とても素敵です
年中花が楽しめ「花の御寺」と言われています
そして長谷寺は紀貫之があの有名な和歌を詠んだお寺です
百人一首にも収められている
人はいさ 心もしらずふるさとは
花ぞ昔の香ににほひける
「花ぞ」の花が長谷寺の梅の花だそうです
歌碑があります
紀貫之の他にも、万葉集(詠人知らず)、高山虚子、小林一茶、大伴坂上郎女、松尾芭蕉の句碑や歌碑があります
よく調べて行かなかったので、見ずに早々にバスに戻ってしまいました
また春にゆっくり訪れたいです
感謝