ふる雪や玉三郎の髪の艶
11月20日日曜日、滋賀県大津市の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールで行われた「坂東玉三郎 お話と素踊り」に行ってきた。
なぜかわからないけど、ず〜っと琵琶湖が見たいなあと思っていた。
その時、琵琶湖のほとりの劇場で玉三郎さん(ちょっとだけファン)の公演があるのを広告で知り、よし、琵琶湖に行こう!と計画。
はじめに玉三郎さんが舞台で椅子に座ってお一人でトーク。
スーツ姿の玉三郎さんはスラっとした長身でやっぱり美しかった。
生い立ちからプライベートなことまで、ざっくばらんにお話になった。
お話もお上手で、何度も笑いがおきた。
最後は事前に募った質問に答えるQ&Aコーナー。
踊りに品を出すにはどうしたらいいかと言う質問に「端正に生きること」とお答えになっていた。
玉三郎さんのことはそんなに詳しく知らないけど、きっとそんな生き方をされているんだろうなと思う。
富山清琴、富山清仁親子による地歌作物「勤行寺」の演奏をはさんで
玉三郎さんの地歌舞「雪」。白地の着流しでの素踊り。美しい・・。
地歌舞とは上方舞のことで、舞台ではなく、お座敷で舞われる舞。
今まで玉三郎さんの歌舞伎や歌舞伎舞踊は見たことがあっけど、
スーツ姿でお喋りが聞けて、お化粧やカツラ、衣装なしの着流し姿の素踊りが見られるなんて、とても貴重で、ステキなひと時だった。
感謝