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俳句の勉強12 俳句の前提=五・七・五

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晩 夏

二十四節気 小 暑

七十二候  鷹乃学習  たかすなわちわざをならう

 

皆様、こんにちは

今日は『新版 20週俳句入門』第5週目です。

 

第5週

俳句の前提=五・七・五

  

勉強したこと  

 

・俳句の構造

俳句を俳句として立たしめている本質は

1 五・七・五という型

2 季語の連想力

3 切字の効果

である。

 

俳句は五音・七音・五音できっちりと作る、できている、ことを原則とする

このことを「定型」という。

定型感覚をしっかり身につけることが大切

定型を守ってつくること。

 

 

俳句のさまざまな変型

「字余り」「字足らず」「破調」「句またがり」

といった形がある。これは五・七・五でも表現することは可能だが、

それではどうしても作者の屈折した感情がリズムにのらない、という確たる

理由があって、あえて用いる手法。

これから俳句をはじめようとするものは当分使ってはならない。

 

・自由律 = 五・七・五という韻律を、最初から無視して作っている句

 自由律は俳句ではない

 

 

〈今週の暗誦句〉   

    雪解川名山けづる響きかな

   うしろより初雪ふれり夜の町

   奥白根かの世の雪をかがやかす

   駒ヶ嶽凍てて巌を落としけり

 

【きょうの一句】

   いなびかり北よりすれば北を見る

             橋本多佳子