晩 夏
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七十二候 鷹乃学習 たかすなわちわざをならう
皆様、こんにちは
今日は『新版 20週俳句入門』第5週目です。
第5週
俳句の前提=五・七・五
勉強したこと
・俳句の構造
俳句を俳句として立たしめている本質は
1 五・七・五という型
2 季語の連想力
3 切字の効果
である。
俳句は五音・七音・五音できっちりと作る、できている、ことを原則とする
このことを「定型」という。
定型感覚をしっかり身につけることが大切。
定型を守ってつくること。
俳句のさまざまな変型
「字余り」「字足らず」「破調」「句またがり」
といった形がある。これは五・七・五でも表現することは可能だが、
それではどうしても作者の屈折した感情がリズムにのらない、という確たる
理由があって、あえて用いる手法。
これから俳句をはじめようとするものは当分使ってはならない。
・自由律 = 五・七・五という韻律を、最初から無視して作っている句
自由律は俳句ではない
〈今週の暗誦句〉
雪解川名山けづる響きかな
うしろより初雪ふれり夜の町
奥白根かの世の雪をかがやかす
駒ヶ嶽凍てて巌を落としけり
【きょうの一句】
いなびかり北よりすれば北を見る
橋本多佳子