俳句の勉強7 代表的な切れ字

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初 夏

二十四節気  立 夏

七十二候   竹笋生   たけのこしょうず


 

皆様、こんにちは

今日も夏井いつき先生の『世界一わかりやすい俳句の授業』で勉強です。

今日は代表的な「切れ字」三つ。

 

・「や」「かな」「けり」

 

「や」「かな」「けり」は強調や詠嘆をあらわす切れ字。

 

 

「や」

 ・直前の言葉をシンプルに強調・詠嘆する。

      

・名詞または活用語の終止形、連体形、命令形などの言葉の後ろにつける。

 

・切れ字の中で一番何にでもつく。

   

 古池や蛙飛びこむ水の音

 

 

 

「かな」

「私はこう感じるけど、あなたはどう思いますか」という判断のゆらぎを相手に託す「切れ字」。

 

 ・「下五」の最後に置かれるのが基本。

 

・名詞、あるいは活用語の連体形の後ろに着く。

 

・「かな」を使うと“しっとり“とした余韻が生まれる。

     

 さまざまの事おもひ出す桜かな

 

 

 

「けり」

今まで気づいていなかったことにハッと気づいたときの驚きをあらわす。

 

・もともと「けり」は過去を表す助動詞であり、何に驚いたのかというと、過去から今に至るまで、そこにずっと存在していた事実に対して。

 

・「けり」も「下五」の最後に置かれるのが基本。ただ、「や」や「かな」のように名詞にはつかず、活用語の連用形の後ろにつく。

 

  赤とんぼ筑波に雲もなかりけり

 

 

活用語とは  語形が変化する単語、つまり動詞・形容詞・形容動詞・助動詞。

        

 

※「切れ字」は「!」がつくほどの強い強調、詠嘆をあらわすので、一句に一つ。

 

 

 

・俳句の最も基本的な型。

以前に勉強した「尻から俳句」(「下五」⇨「中七」⇨「上五」の順に作る方法)では「上五」に五音の季語を置いたけど、ここを「四音の季語+や」にすれば、「切れ字」を使った句になる。   

 

風鈴や \ 時の止まった   腕時計

 

 

 

これが、俳句の基本の型。

何百と作って徹底的に体に覚え込ませること。

 

 

 

※以降『世界一わかりやすい俳句の授業』では「一物仕立て」、「句会」と続きますが、初心者の私には難しいので、飛ばします。

次に別の本でもう少し基本を勉強していこうと思います。

 

 

 

  【今日の一句】

        子燕のこぼれむばかりにこぼれざる

                     小澤實